能代木材産業連合会とは
About us
能代木材産業連合会(以下、「木産連」という。)は、木材産業の振興と発展に寄与することを目的に、昭和41年6月、ほとんどすべての木材関連団体や事業所等で組織する木材産業基幹団体として設立され、現在までの60年近くに渡り、その時々の課題等に取り組んできました。
木産連では、木材需要の拡大や林業・木材関連産業の振興を図るため、原木の安定確保と地域産材の利用拡大のための体制づくり、地域産材活用住宅の建築促進に加え、公共建築物や店舗・事務所などの木材利用拡大にも取り組んでおります。
「木の部材や相談なら、全て能代で対応可能」を信じて、活動を続けます。
現在、関連団体である秋田県銘木青年会と能代木材青年クラブも加入しています。
木都能代の歴史
能代市は秋田杉と共に発展してきた街です。
それは、米代川流域の秋田杉を京都や大阪などの大消費地へ送るための集積地として米代川河口に面する地の利があったからです。
戦国時代、檜山安藤氏は豊臣秀吉に秋田杉を献上。
秋田杉は用材としての優れた性質が認められ、多くの武将から築城や城下町構築のために用いられ、その後の北前船による交易や明治期からの秋田木材株式会社の隆盛、更には戦後の復興住宅特需等でますます繁栄を極めました。
現在は秋田杉の乱伐による資源の枯渇や人口減少等による住宅着工数の減少等もあり、往時の賑わいには遠く及びませんが、能代には木材加工に関連する様々な業種や会社が集積しており、林業木材産業 に関わる試験研究機関としては国内トップクラスの実績を誇る秋田県立大学木材高度加工研究所も設置されております。
戦後に植林された秋田杉の伐期を迎え、国内最大手の中国木材が進出するなど、木都能代の復興に大きな期待が寄せられています。