藤田小割店

藤田小割店とは
藤田小割店では、額縁天井板を主体に木製品加工を行っています。
以前は工場を借りて作業していましたが、平成4年、私が39歳の時に独立して広い工場に移りました。
製造者が少なくなった額縁天井板
能代で額縁天井板を扱っている会社は数少なくなりました。
今は他の会社も休業や廃業をして競争相手が少ない状況ですが、製品が出ないということは人の認識から外れていくことでもあると感じています。
また、コロナが流行してからは、人と人との付き合いが減り、展示会などの催しの場も減っていきました。
このような背景から、藤田小割店で作っているものが認知されづらい状況にあります。
変化していく木の価値観
若い世代の方と話していても、やはり木の価値観は時代や文化の流れとともに変化していると感じます。
節のある木とない木、集成材と無垢材など、昔はその価値や希少性に興味を持つ人が多くいましたが、今は単価などの割り切った考え方が多い印象です。
今はさまざまなコンテンツがデジタル化していますが、人の考え方もデジタル化してきているように思います。
木都でのこだわり
仕入れる木材は目が細かくないといけないので、基本的には天然杉を選んでいます。
このような良い木材を仕入れやすい点は、木都能代の魅力だと感じます。
ここでの網代編みは全て手作業で行っています。
材料となる薄い木材(突板)は、市内の会社に材料を持ち込んで加工をお願いしています。
能代には県内でも貴重なスライサーを有している会社がいくつかあり、仕事には便利ですね。
変化への適応
これまで色々な時代の変化がありましたが、仕事はあまり変えていません。
しかし、材料は昔よりも不足してきているため、昔の感覚で大量に生産することはできなくなってきています。
今の時代、若い世代の感覚に合わせた製品を作っていかないと、木材の仕事は今後続けられないでしょう。
あるいは、一度記憶から忘れられたものであれば、もう一度世に出れば新製品となるのかなとも思います。
ものづくりの楽しさと輝き
何でも物を作った時、パチッと綺麗にできた物は光り輝いて見えます。
材料が良くて仕事も上手くできて、それらが全てマッチした時にはかぐや姫のように輝いて見え、自分が売りたくなくなるほどです。
例えば箸ひとつにしても、他では目が7本以上入っていれば一級品とされますが、ここで作っている箸は天然杉を使用して工夫しながら加工しているため、7本以上の目がピシッと通っています。
このようにこだわりながら仕事を進め、良い製品ができた時はとても楽しいです。
楽しみながら仕事をする
今後挑戦してみたいことは、先ほども述べた箸を出すことです。
この仕上がりは全自動では不可能で、手動で目の角度を見ながらひっくり返して調整する必要があります。
これが動けば面白いと思いますが、結局は心の中で楽しむことが大切だとも感じます。
お金のためではなく、自分の好きな仕事をする、それが人生というものです。
取り扱い製品
・額縁付天井
・無垢天井加工
・貼天加工(杉柾アジロ)
会社情報
代表者
代表 藤田 正夫
住所
〒016-0014
秋田県能代市落合綱割13-143
TEL
工場:0185-55-2616
携帯:090-3126-4844
FAX
0185-55-2816
藤田小割店へのお問い合わせ
下記フォームに必要事項をご記入の上、送信ボタンを押してください。担当者より折り返しご連絡差し上げます。
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