昭和木材株式会社とは

昭和木材株式会社は、製材、パネル事業、張柾天井板の製作を手がけています。
明治36年に舘岡製材所として創業し、120年以上の歴史を誇ります。
創業当初は、天然秋田杉の製材を行っていました。

仕事の主な流れとしては、原木の調達から始まり、大割りでの製材、テーブル台車での小割り製材、修正挽きで製品化し、仕分け・梱包・出荷という工程です。

ニーズに的確に応える

昭和木材の強みは、製品の種類の多さにあります。
約100種類の製品を取り扱い、多様なニーズに対応できる体制を整えています。

一般的には、少品種の製品に特化し、コスト削減を図る企業もありますが、当社では豊富なラインナップを取り揃え、お客様に選んでいただけることを重視しています。
そのため、多品種かつ一定の在庫を確保するようにしています。

木都の継承

木都能代ならではの魅力は、古くから受け継がれてきた木材産業の流れが、現在も継承されている点にあります。

先人たちが築いた原木の供給ルートや、長年培われた製材技術に加え、機械メーカーや運送業者といった木材関連の企業が集積しているため、円滑に業務を進めることができています。
このように、木材産業に関わる多くの企業が共存し、商業基盤が確立されていることこそが、能代の最大の魅力です。

競争から協力へ

当社を含む各企業は、互いに切磋琢磨しながら競争を繰り広げてきましたが、現在では協力体制へと変化しています。

かつては自社の製品を最優先する風潮がありましたが、近年は他社とのつながりも重視するようになりました。
能代木材産業連合会や銘木センターを通じた取引や交流も活発になり、企業間の連携がより強まっています。

業界内のつながり

木材業界の魅力は、住宅という価値の高い建築物に、自社の木材が使用されることにあります。
日々の業務は決して楽ではありませんが、自社製品が住宅に使われることに大きなやりがいを感じています。

また、多くの業者やメーカーと協力し、交流できる点もこの業界の魅力です。
製材業や住宅部材の供給には、さまざまなメーカーや関係者の協力が不可欠であり、それらの方々との信頼関係が商売の基盤となっています。

さらに、展示会では大工や工務店の方々から「カクニさんの商品を使っています」「品質がとても良いです」といった生の声をいただくことがあります。
こうした言葉を直接聞くことができるのは、信頼の証であり、大きな喜びと励みになっています。

力を合わせて業界を維持する

近年、人口減少に伴い、住宅の着工数も減少傾向にあります。
このような状況の中で、今後もお客様のニーズに応え続けることや、部材や仕様の変化への対応が求められています。
これに対して、莫大な設備投資を行うのではなく、着工数の減少を念頭に置きながら、慎重に対応を進めていく方針です。

また、業界全体として同業者の数が減少しているため、現在の事業者同士が協力し、それぞれの得意分野を活かしながら、能代だけでなく秋田県全体で一定の供給量を確保していくことが、今後の課題となるでしょう。

取り扱い製品

ギャラリー

会社情報

代表者

取締役社長 舘岡 明彦

住所

〒016-0171
秋田県能代市河戸川上大須賀39-1

TEL

0185-52-2216

FAX

0185-52-2218

ホームページ

http://kakuni-showa.co.jp

昭和木材株式会社へのお問い合わせ

下記フォームに必要事項をご記入の上、送信ボタンを押してください。担当者より折り返しご連絡差し上げます。
万が一、1週間経過しても連絡がない場合は、正しくメールが届いていない場合がございます。
その際は、大変恐れ入りますが、もう一度お送りいただくか、お電話にてお問い合わせください。